NPO法人国際箸文化協会

NPO法人国際箸文化協会

お箸の持ち方 お箸の歴史お箸の語源
箸の歴史 箸の歴史年表
弥生時代

箸のはじまり

調理に火を使うようになり、調理の道具、そして熱い食べ物を食べるための道具として、箸が使われ始めました。

飛鳥時代

神の器としての箸

中国・朝鮮半島より「神の器」として伝来。ピンセット型のその折箸がルーツのため、箸という字が竹冠なのだという説も。 その後、ピンセット型から今と同じ二本箸となる。この当時、箸を使えるのは神様と天皇だけと言われています。

奈良から時代

竹箸の時代

奈良時代に入ると、貴族の間でも箸が使われるようになり、その後庶民の器(道具)へと発展。 この時代も竹製の箸が主流でしたが、無塗装の木の箸も使われていた。

飛鳥時代

塗箸の時代

幕藩体制の江戸時代に入ってから塗箸が発展・普及。各藩が藩の地場産業として塗り物を競ったため。 ほとんどの塗り物の産地がこの時代に確立し、それと同時に塗り箸も多様化。 江戸時代も末期を迎えると、裕福な町人や商人がステータスとして塗箸を使ったとされている。

明治から昭和20年代

箸のしつけの時代

依然として庶民の箸は竹箸や木地箸が主流。この時代は「箸の持ち方」が子供のしつけの中でも重視されていたので、 この時代に育った人はほとんどが正しく箸を持つことができた。

昭和30年代

高度成長期

合成化学塗料が発達。漆に比べて数十分の一から数百分の一と極めて安く、乾燥機での短時間の乾燥が可能なため、 大量生産にうってつけの塗料に。そのため、合成化学塗料で塗装した箸が大量生産されるようになり、箸の産地である福井県小浜地方においても、 合成化学塗料の箸で市場シェアを拡大した。

昭和50年代

すべり止め箸の流行

欧米文化の流入による「箸離れ」が進み、また核家族化により子供のしつけが十分に出来なくなったことから、日本人の箸使いが下手になってくる。 そのため、すべり止め加工を施した箸がこの時期のトレンドになった。

昭和60年代

カラフル箸の流行

日本経済がバブル時代に向かっていた頃であったためか、「豪華さ・きらびやかさ」がステイタスシンボルとして重宝されるようになり、 その波は塗箸にも受け継がれ、カラフルな箸、きらびやかな箸がトレンドとなった。「金」「カラー」がこの時代の塗箸の特徴である。

平成3年頃から

素材感のある箸へ

バブルの崩壊とともに、「量より質」「豪華よりシンプル」といった日本人の価値観の変化が起こったため、 他者に誇示するより自分自身の好みを重視する人が増加。 また、化学万能の考え方から自然回帰を望む考えも重視されるようになり、カラフルに着飾った箸よりも、 より木地(自然)に近いシンプルで素材感のある箸(半塗り・木地箸)がトレンドに。現在にいたる。